植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

ベビーカーを押して日本縦断

お名前:瀬ノ尾 敬済 さん
ご来館日:2007年11月30日

来館日:平成19年11月22日(木)

名 前:瀬ノ尾 敬済

住 所:神奈川県

 

 

ベビーカーを押して日本縦断をするというスタイルの旅人が登場した。
 10月15日に北海道宗谷岬を出発し、日本海側を西進する途中の11月22日に植村直己冒険館に到着したのは、瀬ノ尾 敬済さん(神奈川県在住・24歳)だ。
 大学在学中、植村直己の著書『青春を山に賭けて』を読んだときに、スケールの大きい話に感動し、植村直己が1971年に行った日本縦断の足跡を自分の足で辿ることを計画し、今回の日本縦断が実現したものだ。
 『同じスタイルで足跡を辿る』ことを実現するために、テントを持たず必要最低限の所持品だけで歩いている。一言でベビーカーを押してというとユニークなようにも聞こえるが、「荷物を運搬するのには小回りが利き、使い勝手が良い」と機能的な一面を聞き驚いた。これからは、1日に50キロメートルを歩くことをめざし西進、12月20日を目標に本州最南端・佐多岬(鹿児島県)への到着を目指す。
 歩き旅では、「行く先々で出会った人には本当に親切にしていただき、人の暖かさを感じた」と聞いた。雨の日には宿泊させてもらったり、声をかけてもらったりと人間臭いところは植村直己の時代から変わっていないかもしれない。
 これまでも世界各地を徒歩・自転車で駆け巡ってきたが、今後の目標は、2009年にヨーロッパ横断レースに参加すること。その後は、世界五大陸を自分の足で走りぬきたいと、さらに夢は広がる。

《氏の経歴》
2004年 アメリカ大陸横断レース出場。
      1日に70km距離を進みロサンゼルスからニューヨーク間を71日間で完走。
2005年 キリマンジャロ・ランニング登山。2回目に登頂成功
2006年 オーストラリア・パースからポートオーガスタ間(2,400km)をベビーカーで横   断。
その後、ポートオーガスタからシドニー間(1,800km)を自転車で横断。

ベビーカーを押して日本縦断

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