植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

バイクで日本一周の旅

お名前:三神 強 さん
ご来館日:2005年06月25日

東京でサラリーマン生活を20年。仕事を辞めたことをきっかけに日本一周バイクの旅を始める。
学生時代は旅行はあまり興味はなかった。バイクに乗ることは好きで会社に入ってから夏休みや年末年始、有給休暇を利用しながらバイクで旅行に行き始めた。
夏に北海道を2週間かけてバイクで走ったのが旅の始まり。地図を持たないままブラブラ思うままに走った。今まで大きな冒険や旅などはしたことがなかったが今回は仕事を辞めたのが大きなきっかけとなり今しかできないだろうと思い日本一周をしてみようと思った。
スタートは沖縄の久米島。目指すゴールは北海道の宗谷岬。
東京の自宅からまずフェリーにバイクを積んで宮崎まで行き、そこからバイクで鹿児島まで走りまたフェリーに乗って沖縄までたどり着きバイク日本一周の旅を始めた。
最初は、4ヶ月で周ろうと思っていたが九州を走って時からこのペースでは無理だと思い半年かけて走ることにした。

 

旅で苦労する事はやはり宿探し。主に無料のキャンプ場で寝泊りするが見つからない時は、道の駅などで野宿する事もしばしば。しかし治安が気になるので現地の人に安全かどうか尋ねてから野宿する。(野生の動物よりも人間の方が怖いので…)
そして今はガソリン代が高いので困る。オイル交換も2週間に1回のペース。普段は10000キロ走ったらタイヤ交換するが、今年は暑さもあり8000キロでタイヤがつるつるになり約一ヶ月でタイヤ交換。前輪・後輪で4万円。バイクの維持費もかかるので限られた資金で旅するためには宿代はなるべく安く済ませてその分その地の名物料理など食事はちょっと贅沢に。
その日の朝に地図を広げその日のルートを決める。計画性がないため一度通ったところを引返すこともある。ツーリングマップを参考にしながら西から東へ走り、東京で一度自宅に戻った後、北へと走り最終目的の北海道の宗谷岬を目指す。

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