植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

いつまでも子どもの心を失わずに

お名前:宮内 光昭 さん
ご来館日:2008年03月20日

来館日:平成20年3月20日(木)

名 前:宮内 光昭

住 所:静岡県

 

 

“あきらめてはいけないことを教えていただきました”そう語るのは、宮内光昭さん(61才)。
 100名山を完登し、現在300名山に挑戦中。100名山を終えた後、達成感と共に味わった虚脱感。目標を失い、中途半端な自分を感じ、このままでは…と踏み出した一歩は、300名山に挑戦。
自分のための目標を得た宮内さんは、再び山を登り始めました。時にはパラグライダーで飛ぶことも…。
“スターライトホテル”と名付けられたワンボックスカーには、パラグライダー・登山靴数足、ピッケル、スノーシュー、アイゼンなど山の装備が満載で、車中で寝れるようにご自身で改造されていました。
 “実は少し疲れていたんです、冒険館はくたびれた自分を元気にしてくれました”と。
本当に嬉しいお言葉でした。そして次のようなメッセージを残してくださいました。
 植村直己さんへ
 前々からここに来たかった事が実現しました。
私も少し山をやっていますが、これから残された人生に夢を与えてくれました。植村さんがミネソタの野外学校の子ども達に贈った言葉の中で、『年をとってくると疲れてくる、人々はあきらめて落ち着いてしまう。僕はいつまでも子どもの心を失わずにこの世を生きようと思う』この言葉はまさに今の自分に当てはまるのではないかとさらに感動して夢をもらった気持ちです、素直になりこの言葉を思い出し前に進めていこうと思います。

 これから、兵庫の氷ノ山(1510m)、扇ノ山(1310m)を登り、中国地方、九州の山を40日間かけて登られます。旅の友に『妻への手紙』をお買い求めいただきました。植村さんは、奥さんにどんな手紙を書いたのか…僕もこれを読んで書いてみたいと思います。と…。
これからのご無事と、目標の達成を祈っています。
そう!ここ冒険館は植村さんの夢と勇気を伝える、そんな場所を目指します。あらためてそう気付かせていただきました。

いつまでも子どもの心を失わずに

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