植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

本当の自然に触れたくて

お名前:冨永 佳余 さん
ご来館日:2008年08月11日

来館日:平成20年8月11日(月)

名 前:冨永 佳余 (24歳)

住 所:福岡県

 

 

「冒険館に行くには、何かに挑戦してから行きたくて…」
 北海道を自転車で縦断、北海道の山3座の登頂を終え、来館してくださった冨永佳余さん(福岡県在住)。
 旅のきっかけは、山村留学の指導員として子供たちにチャレンジすることの大切さを伝えたいという想いからでした。今回の旅は、北海道という広大な自然の中で、何を想い、何を感じるのか…本当の自然に触れたいと思い出発しました。
 「自転車で旅をしていると、小さな自然の変化に気づくことができ、山登りでは自然が見せる美しさと厳しさを感じることができました。でもやっぱり、いつもどこかで人の温かさがありました。冒険館に来る時も道を尋ねたら、車で送ってもらって~。
冒険館に来るまでは、植村直己さんは、私の中で大きくて偉大な人でした。けれどもここで少し見方が変わりました。偉業を成し遂げる強い心の持ち主でもあり、誰にでもあるように悩みや不安を抱えた人でもあると。ますます、植村さんの人柄にひかれました。
展示物の1つ1つもただ飾られているだけではなく、植村さんがそこにいるかのように生き生きとしていました。」と冨永さん。
 これからの夢は、植村さんのように海外の山を登れるような経験はないが、日本百名山を一つ一つ踏みしめて登ってみたい、そして海外で自転車を漕ぎながら山に登ってみたい!と夢にあふれた冨永さんです。
 駅に自転車を置いて来られたので、帰りは徒歩で。「体を動かさないと落ち着かないんです」と、暑さの中、とてもステキな笑顔を残して冒険館を出発されました。さわやかな風が吹いたようでした。

本当の自然に触れたくて

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