植村直己冒険館

前に戻る
TOPに戻る

チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

The jouney of dream

お名前:前林 裕也 さん
ご来館日:2009年05月29日

来館日 : 平成21年5月29日(金)

名 前 : 前林 裕也

住 所 : 東京都

 

 

  今回もやっぱり笑顔でした!平成19年に初めて冒険館を訪れた前林さん(24歳・東京都)。(詳しくはコチラ) 以来、たびたび、近況を知らせるお手紙をいただくようになりました。語学留学から帰国し、自分の夢をもう一度見つめなおした前林さん。そして出した答えは、『自転車で世界一周!』。2月に一通の計画書が届きました。The Journey of Dreamと書かれたこの計画書は、前林さんのこの二年半の経験と自信がいっぱいに詰まった玉手箱のような計画書です。出発は、来春の予定です。
 この壮大な夢に向かう前に、これまでにお世話になった方、留学先で出逢った日本の友達との再会の旅を決めました。そして、新調した自転車の走行テスト、それから距離を体で感じる旅でもあります。冒険館も目的地のひとつで、「出発する前に植村さんに会っておきたかった。冒険館から全てが始まる…」と前林さん。
 5月25日、自宅のある東京を出発。はじめは、荷物の重さにバランスがとれず、距離が稼げなかったようでしたが、だんだん自分のリズムで走れるようになったようです。
 日高入りしたのは、28日の深夜。ここまでの行程はとてもハードで一日の走行距離も160キロという大変な日もあったようです。その間、様々な新たな出逢いがあったようです。とにかく笑顔がステキな前林さん。この笑顔は、幸せを振りまく使命を神様から与えられたかのようです。この人柄がどんな苦難も乗り越えさせてくれる気がします。
 世界一周の出発地は、アラスカ・アンカレッジ。マイナス20℃~30℃という極寒の世界。この環境に近い気温を体感するために、この冬、東北への自転車旅も計画中。夢へと1歩1歩、歩みを進めています。
前回は、見送った後、1日笑顔が絶えませんでしたが、今回は、この後の旅を思うと心配が先に立ち、ただただ旅の無事を祈るばかりです。夢を追う人を送り出すことって切ないなぁ…(これは心のつぶやきです)
 私たちの夢を乗せて、前林さんは前へ進み続けます。
 またこの場所で、私たちは旅を終えて帰国した前林さんを迎えたいと思います。どうぞ、くれぐれも身体だけは大切に! 笑顔の再会を待っています。

The jouney of dream

ページトップへ