来館日 : 平成22年7月15日
名 前 : 新名 日出喜(32歳)
住 所 : 宮城県
自転車で四国・四万十川を目指す旅人が来館されました。
新名日出喜さん(宮城県在住)は、昨年5月、自宅のある仙台市を自転車で出発。はじめは、山へ山へと向かい、磐梯山→日光→浅間山→上高地へと進み、富山から福井へ。敦賀からフェリーで北海道へ渡り、道内を一周した後、小笠原諸島でアルバイト。その後、今年、旅を再開。名古屋~伊勢~と太平洋側を巡り、近畿へ。
新名さんは、以前から旅へのあこがれを持ち、青春18きっぷや車であてもない旅に出たことも。今回の旅は、仕事を辞めもう一度、自分のライフスタイルを見直すためでもあるそうです。
こういった旅は、体力のある若いうちにしかできないだろう…と思っていましたが、旅先で老若男女問わず、たくさんの人々と出会い、特に75歳で北海道の霊場を巡られている方には感服したそうです。
自然が大好きな新名さんの中にある原風景というのは、“川”だそうです。幼い頃、両親と出かけた川が心の中にいつもあり、自然と共存して生きて行きたいと思うようになりました。ゴールは四万十川。そこが根を下ろす場所だと感じたら、両親と共に住みたいとおっしゃいます。
植村と出会い、幾多の目標を成し遂げようとする内に秘めた大きな力を感じ、自分自身の生き方について考えさせられたと話してくださいました。