植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

東京を飛び出したくましく生きていきたい

お名前:伊藤 脩 さん
ご来館日:2010年10月16日

来館日 : 平成22年10月16日(土)

名 前 : 伊藤 脩 (23歳)

住 所 : 東京都

 

 

今年、3月に友達3人と紀伊半島一周の旅に出かけた伊藤脩さん(東京都:23歳)。友達は、紀伊半島一周で旅を終え、それぞれ帰っていったのですが、伊藤さんはそこから一人旅を始めました。
 小さい頃から知りたがりで、“なんで?なんで?”の連続だったそうです。世の中の知らないものを見てみたい…常にそんな思いがあったようで、引き続き、旅を続けたのも根っからの“知りたがり”が大いに関係しているのでしょう。
 四国を周り、鹿児島へその後北上して北海道へ。北海道では、温泉に入っていたところを地元の漁師さんに“人手が足りないから手伝って欲しい”と言われ、結局35日間コンブ漁を手伝うことに。近所でも有名な漁師さんで、手が足りないと言っては、道行く人に手伝ってもらうユニークな漁師さんだそうです。伊藤さんにはそんな面白おかしいエピソードがたくさんあります。
 自分でも人懐っこいという伊藤さん。誰にでも気軽に話しかけ、旅の途中でたくさんの人々と触れ合ってきました。植村との共通点は“人懐っこい所かな?”と伊藤さん。植村が世界各地の人々から応援してもらえたように伊藤さんも思わず応援したくなるような雰囲気があります。
 この旅が終わったあと、就職が待っています。その職業とは“漁師”。まき網漁の漁師を目指します。漁協の企業説明会に参加し、今後の勤務先を決めるそうです。さて、日本のどこが勤務地となるのでしょうか。
そういった意味でも、今回の旅は、就職地を吟味して周る旅でもあったかもしれません。
 東京に育った伊藤さんは、ごみごみした東京を飛び出したくましく生きていきたいと言われます。4月からは、新天地で漁師の修行が始まることでしょう。お話を聞かせていただいていて本当に楽しい気持ちにさせてくれる伊藤さんでした。いつの日か、今以上にたくましくなった伊藤さんに会える日を楽しみに待ちたいと思います。無事に旅を終えることを祈っています。

東京を飛び出したくましく生きていきたい

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