植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

登山とともに歩んだ人生

お名前:米田 義輝 さん
ご来館日:2010年12月17日

来館日 : 平成22年12月17日

名 前 : 米田 義輝

住 所 : 兵庫県

 

 

今日、冒険館に来館されたチャレンジャーは養父市八鹿町在住の“米田 義輝”さん(60歳)です。

米田さんは、今年5月30日~6月18日(20日間)をかけて植村直己も登ったアラスカのマッキンリーに仲間5人と共に登頂をされました。今年のマッキンリー登頂者の最高齢も仲間の方が樹立されたそうです。マッキンリーの素晴らしさを語る米田さんは子供のように目がキラキラと輝いていました。ここでエピソードが実は米田さんは、今回のマッキンリー登頂に向けてある使命を実行されました。それは植村直己の兄である植村修さんから“米”を預かって登られました。それは修さんから直己に米を届けて欲しいという思いだったそうです。米田さんは頂上で植村直己に向けて米を撒かれたそうです。兄の思いが弟に伝わった瞬間でした。

 米田さんの登山歴は20歳の時に入会した“関西登高会”に始まります。最初は南アルプスを中心に登られていましたが28歳で海外初登山、30歳の時にはガッシャーブルムにも登頂されました。日本の百名山にも70座くらい登られています。米田さんに登山の魅力を尋ねると自分の足だけで視界が開け山の自然、景色を十分に満喫できること、そして一歩づつ歩んで頂上に立てた達成感が楽しく、忘れられないように言われました。そして一番心に響いたのは“好きなことを一つでもできる幸せ”“仲間との絆”と言われたことでした。深い絆で結ばれた仲間と歩んできた登山とても素晴らしいように思いました。これからの夢を尋ねるとヨーロッパ、特にマッターホルンに登りたいように言われました。本当に山が好きな米田さん。これからも、一歩一歩 歩を進め自分の夢を叶えてください。そして、山の話を聞かせてください。

登山とともに歩んだ人生

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