植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

世界へ飛び出すステップを作る旅

お名前:矢野 輝 さん
ご来館日:2011年10月29日

来館日 : 平成23年10月29日(土)

名 前 : 矢野 輝(あきら)

住 所 : 神奈川県

 

 

どんぐりフラッグと待ち続けた旅人、矢野輝さん(神奈川県)が冒険館到着です。

到着当日、矢野さんを迎えようと冒険館に山崎さんとお友達が冒険館に駆けつけてくださいました。入り口に掲げている冒険館旗の下に、矢野さんを待つどんぐりフラッグをくくり付け、矢野さんの到着を待ちました。そして、矢野さんが到着!早速、お預かりしていたフラッグを自らの手で下ろしていただきました。
 セレモニーの後、館内へ。南三陸町でのボランティアから、約5ヶ月ぶりの再会に華が咲き大いに盛り上がりました。
 矢野さんは、4月15日、横浜を自転車で出発。旅のきっかけは、以前アイルランドに留学した時に、日本のことをあまりにも知らない自分に気付き、日本をもっと深く知り、世界へ飛び出すステップを作るためでした。
 北海道へ向かう前に、被災地に入り災害ボランティアとして東北に入りました。そこで偶然、山崎さんらのボランティアチームと出会い、2週間、寝食を共にしながら活動に参加しました。旅のはじめは、人との関わりよりも自分の物語を面白くしたいとの思いから旅に出たのですが、山崎さんたちとの出会いによって、人と人とのつながりというスパイスがプラスされ、より濃いものとなったと矢野さん。人は1人では生きられない、分けられるものは分け合おう、明日は明日で何とかなる!そう思うようになったそうです。
 その後、被災地を後にし北海道へ。北海道を2ヶ月かけて周りました。そして日本海側を南下、山崎さんが冒険館に預けてくださったフラッグが待つ冒険館を目指しました。
 旅の途中、いくつもの“峠”を越えてきました。自転車を漕ぎながら考えたのが、“峠という漢字はなんてよく考えられた漢字だろう…”、苦しめられた上へ下への峠だけれど、ないと物足りない、越していくから『峠』。インパクトのある言葉でした。
 旅をしていて感じたことは、「出来る出来ないより、やろうとするかどうかが大切」ということ。忙しく仕事をしていた頃より、こうして自分の足で自転車を漕いる方が、人生を生きている感じがする。納得のいく生き方がしたいと矢野さん。
これからのルートは、日本海側を南下して沖縄へ。沖縄では、ボランティアで知り合った方のサトウキビ畑の手伝いが待っています。沖縄で、どのくらいの期間を過ごすことになるのでしょうか。
 これからの夢は、「チャリで世界を駆け回る」。この旅で確かな手ごたえを感じ、世界へ羽ばたく矢野さんです。

世界へ飛び出すステップを作る旅

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