植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

はじめての日本縦断旅

お名前:杉本 大輔 さん
ご来館日:2012年09月03日

来館日 : 平成24年9月3日

名 前 : 杉本 大輔

住 所 : 山口県

 

 

今日、お越しいただいたのは、山口県出身の杉本大輔さん(29歳)。

来館されたお客様より「外に変わった乗り物がある。」と話しを聞き、見てみると寝そべって?乗る自転車。杉本さんに話を聞くと、これはリカンベントタイプの自転車とのこと。寝そべったような体制でこぎ、ギアが前に3個、後ろに9個あります。この自転車を選んだ理由は、普通の自転車だと路面ばかり見ている感じがして、景色の良く見えるこのタイプの自転車にされたそうです。ただ、珍しいからかよく色々な人(特に中高年の方)に自転車の話しを聞かれたんだとか。

今回、杉本さんは、はじめて何ヶ月もの長い旅に出られました。南は屋久島・宮之浦岳。北は利尻島・利尻富士を目標として日本を縦断する旅です。出発は、5月12日。今月半ばには、旅を終えられる予定です。

この旅をとおして感じたことは「人のありがたみ」と話されます。旅の途中、多くの人々と出会われました。北海道では、約1ヶ月過ごされ、行動をともにするサイクリスト仲間が1人から2人、2人から3人、4人と増え、時には減り、最後はまた一人に。旅の間は1人の時間が圧倒的に長い中、同じような仲間は本当にありがたかったそうです。別れるときには目頭が熱くなったともいわれます。別れた後も「あいつも頑張っているだろうから」と自信のパワーにもなれらたそうです。また、それだけではなく、普段街の人から声を掛けられる一瞬の出会いであっても旅をしていく中で今の自分を動かすパワーになっていると強く感じられたと話されました。

植村さんについてお聞きすると、著書はほとんど読んでおられる中、イヌイットの人々との交流がもっとも心惹かれるそうです。自分に厳しく、人懐っこい植村さんの姿に憧れます。冒険館での映像で、植村さんの話を聞いて自分の中の植村像が固まってきたと感じています。これから何をするにせよ、自分の思いをとおしていこうと思いますと話されました。次は海外。中国へ行かれるとのこと。また、そこでも新たな出会い、発見があることと思います。また、素敵な笑顔とともにお話しを聞けることを楽しみにしています。

はじめての日本縦断旅

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