植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

自転車日本一周の旅が本に

お名前:石川 光範 さん
ご来館日:2013年04月09日

来館日 : 平成25年4月9日(火)

名 前 : 石川 光範

住 所 : 愛知県

 

 

  昨年3月、冒険館に1冊の本『誰でもできる自転車日本一周の旅』が届きました。

著者は、愛知県にお住まいの石川光範さん(63歳:愛知県)。

今日、ご本人が2日間のお仕事の休みを利用して冒険館に来館されました。

 

石川さんが自転車を始めたきっかけは、市役所勤務時代の“ママチャリ通勤”でした。自転車通勤を始めて改めて気づいたこと、それはこんなに便利でお得な乗り物はないということでした。人力で移動する乗り物の中では、「最高傑作」と記されています。

中学、高校への通学手段として利用していた頃、雨風に打たれながら重たい自転車で通学しなければならなかった当時の苦しかった「やらされ感」が、社会人になり生きがいとして見つけた、「やりたい感」に変わり、日本一周を成し遂げました。

日本一周に要した年数は、25年間で延210日。年に数回、週末を利用してサイクリングを楽しんでいるうちに自転車の輪跡が少しずつ延びていき、いつしかその距離は30,000キロを超え、日本地図のアウトラインが完成するまでになりました。

 

以前、本を送っていただいた時に、冒険館の職員の一人が読ませていただき、感化されたと話していたことを思い出しました。やはり高校時代に自転車で通学した経験があり、社会人になった今、その道のりを通勤ではどれくらいでいけるのだろう、やってみよう…と思わせたようです。何気ないきっかけで夢や目標が生まれ、「楽しむこと」を気付かせたのかもしれません。

今も「自転車を楽しむ」ことを続けておられる石川さんにお会いし、「やらされ感」から「やりたい感」に意識が変われば新たな夢が開けてくることを教えていただいた気がします。

冒険館を出発した後は、京都で桜を見て、愛知に帰られる予定です。

 石川さん、これからも休暇を存分に楽しみ、リフレッシュし、またお仕事に向かってください。

自転車日本一周の旅が本に

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