植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

自転車で日本一周の旅

お名前:渡部 大季 さん
ご来館日:2013年10月01日

来館日 : 平成25年10月1日(火)

名 前 : 渡部 大季 

住 所 : 千葉県

 

 

 自転車日本一周に挑戦中の渡部大季さん(23歳:千葉県) 背中には福島で買ったギターを背負って自転車をこいでいます。
 朝、宿泊地の京丹後市を出発。冒険館の前を通過したものの、寄りたかったな~という思いを引きずったまま4km走ったところで、郵便局の前を通りかかった時、局長さんに呼び止められました。
 冒険館に立ち寄っていないことを聞いた局長さんが、自転車を郵便局に預かり、冒険館に連れてきてくださいました。渡部さんは、旅をしているとこんなことがあるのか!と思ったそうです。 (写真は、声をかけられた郵便局で)
 渡部さんは、5月中旬に千葉をスタート。その時は、日本一周という目的はなく、なんとなく荷物を積み込み家を出ました。家を出発したものの意外ときつく、くじけそうになっていたそうです。知り合いから栃木の牧場を紹介されていて、これまたなんとなく寄ってみようという気になり訪ねてみると、そこでアルバイトをすることに。2ヶ月滞在した時、牧場のご主人から「お前は一体、何がしたいんだ!」と一喝され、そこで日本一周を決意。旅に出てはじめて“頑張るぞ!”という気持ちが沸いてきました。
 気づかせてくれた牧場のご主人に背中を押され、いよいよ日本一周の旅を始めます。
福島で2週間、被災犬のお世話をするドッグシェルターのボランティアを経て北海道へ。
北海道では、ライダーハウスで働きながら2ヶ月を過ごしました。経験と出会いを繰り返しながら北海道を後にし、本州の日本海側を南下、今日、豊岡市に入りました。
一度はスルーした冒険館でしたが、来てみて植村さんに触れ、またこんなに多くのチャレンジャーのみなさんがいることを知りました。旅に少しつまらなさを感じていた時に、いいタイミングでここに来れたと。
何の気なしに始めたと思っていたチャレンジなのに、“自分もまさに挑戦者の1人になっている!”と感じた瞬間、出発以来“頑張ろう!”と思ったそうです。
渡部さんもまさに植村さんやチャレンジャーの方々と同じステージに立っているんですよね。
いつもくじけそうになった時に出会う人がいる、これが渡部さんの今回の旅なのかもしれません。
これから山陰を西へ向かい、沖縄~石垣~波照間へ向かいます。きっと行く先々にまた待ち構えている人がいるかもしれません。楽しみですね…。
 背中のギター、買ったけどあまり弾いてないって言ってましたけど、旅先で弾いてみてはどうですか?

自転車で日本一周の旅

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