植村直己冒険館

前に戻る
TOPに戻る

チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

ひとり大名「鎧武者」

お名前:山辺 剣 さん
ご来館日:2014年05月07日

来館日 : 平成26年5月7日(水)

名 前 : 山辺 剣 (やまべ けん)

住 所 : 兵庫県

 

 

“ひとり大名「鎧武者」”という肩書の書かれた名刺を差し出された山辺 剣(やまべ けん)さん。歴史好きの山辺さんは以前、山梨県で行われた戦国イベントに参加、甲冑(かっちゅう)の魅力にとりつかれ、大阪城などに通って本物の甲冑を研究、ホームセンターなどで材料を集め、硬質紙や金具を使って自作の甲冑を完成させました。
もともと旅が好きだった山辺さんは25才頃には海外を自転車で回った経験もあり、自作の甲冑を日本中の城で着たい!と思い立ち、旅に出ることに…。
2012年5月8日、台車に甲冑一式と旅の装備約30キロを乗せて(写真上)自宅を出発。大阪城を出陣の地とし、旅が始まりました。兵庫の自宅を出発、姫路~山口~下関、九州~沖縄へ。数々の離島を回り、九州~四国を経て日本海側を通り北上中です。
歩き旅を選んだのは、「歩くことで武士の気持ちがわかり、日本の名城を心から楽しみたい」との思いから。いざ出発してみると苦労の連続です。しかし訪れた城で甲冑姿になると観光客から写真撮影を求められたり人だかりができるほどで、そんな触れ合いが楽しみになりました。台車の操作もだんだん慣れてきて自由自在に操れるようになりました。
 もともとの計画では、この旅のゴールを冒険館に設定されていたのですが、途中のルート変更によっていざなわれる様に冒険館に足が向いたそうです。
幼いころ、植村の冒険のニュースが日常的に流れ、冒険の姿をテレビで見ていたそうです。実際の植村の装備品を目の当たりにし、現在の装備品との違いに驚き、難易度的に本当に苛酷な旅をしてきたんだとあらためて偉大さを実感、植村が確かに存在していたこと感じたとおっしゃいます。
 このあと北海道を目指して旅は続きます。日本列島踏破(天下統一?)に向かって無傷で帰ってきてください。
各地のお城で武将、山辺氏に出会えるかも…。

ひとり大名「鎧武者」

ページトップへ