植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

ゆっくりなほど旅の“濃度”が上がる

お名前:中島 伸弥 さん
ご来館日:2014年09月16日

来館日 : 平成26年9月16日(火)

名 前 : 中島 伸弥 (27歳)

住 所 : 鳥取県

 

 

 日本一周をスタートさせるにはここから!と、全国各地へ通じる街道の始まりの位置とされる東京、日本橋を2013年3月24日に出発し徒歩で日本一周を目指す中島伸弥さん(鳥取県)。実に25㎏のザックを背負って来館です。

介護の仕事を2年間経験したのち、“自分がやりたいことを今する!”と一念発起。日本一周を決意します。日本をもっと知りたい、自分の足と目で確かめたいと考えた中島さん。なぜ歩き旅なのかを聞いてみました。妥協しない方法(したくない)を突きつめていった時、たどり着いたのが徒歩。歩みがゆっくりなほど旅の“濃度”が上がると言います。歩く速さは出会いが生まれるペース、その結果行く先々で地元の人から声をかけられ、また旅する人々とも交流が生まれます。

自分のやりたいことをやっているだけなのに、出会った人々から、「がんばってね」「元気をもらいました」などと声をかけてもらえる…歩くうちに日本一周という目標に“感謝をすること”がプラスされたと…。

そしてもう一つ、中島さんを元気づけているのが、以前お父さんからもらった植村の著書「青春を山に賭けて」。“冒険”というキーワードがずっと自分の中にあり胸を膨らませたそうです。今、旅の途中でくじけそうになった時、何度も読み返し奮起する。また出会った人に譲っては、また各地の古本屋で購入しているそうです。

また今回の日本一周の中で、登山と世界遺産巡りも目的のひとつです。

南アルプス~北アルプスまでつながってしまうんじゃないかというぐらい山を登り、何度も訪れる達成感に支えられている中島さんです。

次の目標は、5大陸最高峰登頂!日本の山を登り、日本一周の経験が、大きな自信となって中島さんの夢を後押ししてくれることと思います。旅のゴールは、再来年3月。

まだまだ中島さんの旅は続きます。

ゆっくりなほど旅の“濃度”が上がる

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