植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

ヒッチハイクの旅3年目

お名前:小田将生 さん
ご来館日:2016年04月12日

来館日:2016年4月12日

名前:小田将生さん

住所:兵庫県

 

 

ヒッチハイクの旅3年目の小田将生さん(兵庫県:22歳)は、植村直己冒険館がある豊岡市在住の旅人です。豊岡市をベースに、目的地を定め、ヒッチハイクで目的地に向かいます。今日は、旅のゴール。旅の資金を作るため冬の間、白馬のスキー場で働き、またヒッチハイクで豊岡に到着し、冒険館に立ち寄ってくださいました。冒険館はもう3度目です。植村を尊敬し、出身が同じであることを誇りに思い、出会った人に植村の話をするそうです。小田さんのヒッチハイクの旅には、自分自身の決めごとがあって、行き先をスケッチブックに書き(下の写真)、自分から声をかけずに、ただただ立って、車が止まるのを待ちます。旅を始めたころは、自分から声をかけ乗せていただいていたそうですが、ごり押し感があって申し訳なく思っていたそうです。黙って立っていると、興味を持ってくれた人たちが、車を止め、快く乗せてくれるそうです。車中でも話が弾み、中には自宅に招かれることもしばしば。その一瞬の出逢いで、自分の旅を応援してくれる方がたくさんいることを感謝していると小田さん。乗せていただく車は、ほとんどが乗用車で、ファミリーや仕事で移動中の方が主だそうです。この旅を始める前、小田さんには、海外で美容師がしたいという夢がありました。その夢が、旅をしたいという思いへとつながり海外へ。東南アジア(タイ、カンボジア、ベトナム、フィリピン)を4か月かけて周りました。旅のタイトル『地球チョキ旅』の“チョキ”は、ハサミでチョキチョキ…のチョキです。実際、美容師の見習いを3年務めた経験があり、行った先々で出会った人々の髪をカット。しかし、まだ見習いだったので、カット料をいただくのは申し訳ないと、おもにホームレスの人の髪をカットしたそうです。それを見ていた現地の方が、宿を提供してくれることがあり、泊まるところにはあまり苦労がなかったと。自宅に帰った小田さんは、準備を整え、5月から中東~ヨーロッパに向かいます。人は社会人になると落ち着いてしまうが、大人になってもやりたいことを追い続け、夢を持って生きていきたいと話してくださいました。“やろうと思えば何でもできる”植村のこの言葉を胸に次の旅へと向かう小田さんです。豊岡に戻った時は、必ず冒険館に寄りますと約束してくださいました。小田さんにとって冒険館がベースキャンプになればと思います。くれぐれも気をつけて、安全に行動してくださいね。帰りを心待ちにしています!いってらっしゃい!

ヒッチハイクの旅3年目

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