植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

人力車で「諸国一宮6000㎞」

お名前:阿部 雅龍 さん
ご来館日:2017年05月02日

来館日:2017年5月2日

名前:阿部雅龍さん

住所:東京都

 

 

南極点単独徒歩行達成に向けて、その誓いを立てるため、人力車で「諸国一宮6000㎞」を巡っている阿部雅龍さん(東京都)が冒険館に到着。「お待ちしておりました!」各方面から、阿部さんが冒険館来訪の情報を受け、また人力車という強いインパクトから地元の方からも目撃情報が寄せられ、今か今かと待っていました。阿部さんは、これまで南米大陸単独自転車行、ユーコン川・アマゾン川単独イカダ下り、またカナダ北極圏に入り、イヌイットの方と生活、単独徒歩など数々の冒険に挑戦してきました。これらの冒険は、最大の夢である南極点徒歩到達へのプロセス。2019年、いよいよ夢をカタチにその壮大なチャレンジに踏み出します。かつて日本人で初めて南極に足を踏み入れ探検をした秋田県出身の白瀬矗(しらせのぶ)中尉のルートをさらに伸ばし、南極点到達を目指します。明治時代に生きた探検家の人生をつないでの挑戦です。スタートして2か月、この旅の目的は南極の成功祈願ですが、日本国中のそこに住んでいる人々に会いに行っているような気がします、人が好きなんですと話します。たくさんの出会いがあり、そのたびに阿部さんの応援者が増えいく気がします。北極圏で行動したときは、多くの植村と関わりがあった方に出会いましたが、みんな口々に植村さんの魅力を話してくれたそうです。会った人をたちまちひきつける、阿部さんには植村と同じチカラを感じます。またポジティブの塊のような阿部さんですが、本人は自身を真逆だと言います。劣等感を越えるために冒険をし、口下手を鍛えるために人力車のお仕事をしていると。
ふり幅の大きい人生だと自分でも思いますと言いながら、公言しないと実行できないというのも植村さんとの共通点。時代を超えて、冒険心は今に受け継がれていきます。この旅のゴールは10月。同時にそれは阿部さんの人生最大の夢へのスタートとなります。冒険館も、阿部さんの旅の成功と大きな目標の達成の応援者としてエールをおくり続けます。あなたの住む町で人力車を引く阿部さんを見かけたら、声をかけてください。きっと応援者になっていただけると思います。夢を追う男は今日も走り続けます。

人力車で「諸国一宮6000㎞」

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