植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

ハプニング続きの旅

お名前:藤井 悠平 さん
ご来館日:2017年11月24日

来館日:2017年11月24日

名前:藤井悠平さん

住所: 神奈川県

 

 

8月上旬に110㏄のカブで日本一周を目指して神奈川を出発した藤井悠平さん(24歳)。日本の最端を訪れることを旅のポイントとし、北海道から沖縄まで南下していきます。音大でピアノを専攻という経歴を持ち、大学卒業後就職をしましたが、毎日の満員電車、人間関係に苦しみ、思い切って退社。やりたいことをやるのは今しかないんじゃないかと思い旅に出ることを決心しました。それから免許を取り、バイクを購入していざ旅へ…出発して一週間、北海道を走っていた時にバイクが壊れ、修理不能、ここで旅を終えるか、続行かの選択をすることになりました。結局そこで新しいバイクを購入、納品が2週間後ということでバイク屋さんにバイクを借りて北海道を周ることにしました。そこでも大ハプニング!転倒しバイクも壊われ旅を中断。その後、発注したバイクが届き旅を続けることにしました。納品2日後接触事故!救急車で運ばれ入院、肋骨骨折。退院後それでも旅をやめることなく旅を続行。また10月、全国的に冷え込み初雪が降ったころ長野、岐阜を走行。まだ服装も夏装備だったため凍えながら走る羽目に。そして出雲で盗難防止ロックを盗難されるという目に遭い、この旅は不運の連続です。それでも走り続ける藤井さん。倉敷を走っているときに出会った方から冒険館を勧められ、すぐにでも行きたくなり、即、冒険館目指してバイクを走らせました。ショートカットをするため峠道を通ることにしたのですがここでもまさかの雪!悪戦苦闘しながら峠を下ってきたそうです。話を聞いていて、ここまでハプニングしかありません。そこでスマホを取り出し見せてくださったのが、砂浜をドローンで撮影した映像です。実は荷台に積まれたコンテナの中にドローンを積んでいて、時折ドローンを飛ばしてバイクを走らせる様子を撮影しています。ドローンの映像に映し出された自然の美しさやその臨場感は素晴らしいものがありました。すんなり行かないのが旅、それでも旅でしか味わえない多くのことを経験されています。結局、やるかやらないか、自分は「やる」を選ぶ、そのことで視野が広がったとご自身でも旅を振り返りそう話されます。旅も終わりに近づいてきました。ハプニング続きの旅でしたが、今は終わってしまうことがさみしく感じ、帰りたくないとおっしゃいます。これからもやりたいことを選択しながら進みたいほうへ歩んでください。

ハプニング続きの旅

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