植村直己冒険館

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チャレンジャー紹介

植村直己冒険館には、多くの旅人や様々なチャレンジをしている人々が訪れます。冒険館で植村さんに触れることで、今一度自分自身を奮い立たせ、植村さんに背中を押されるように、ここ冒険館から次なる目標に向かって再スタートをきります。みなさんがゆっくりと羽を休められるようなオアシス的な場所を目指します。

限られた期間の旅へ

お名前:土居 瑞希 さん
ご来館日:2019年06月13日

来館日:2019年6月13日

名前:土居 瑞希(どい みずき)さん

住所:広島県

 

 

受付したときには旅人さんとだと気づきませんでした。それもそのはず。これから彼は旅に出るのですから…。
 この日冒険館に来て下さったのは、土居 瑞希(どい みずき)さん。静岡の大学院で有機合成について研究している理系バリバリの大学院生です。そんな彼が大学院を1年間休学してまでなぜ旅に出るのか。きっかけは海外経験豊富な後輩とヒッチハイクの旅をしていた友人からの影響で、インドアであった自分の中の価値観が変わったそう。行くならこのタイミングだと思い、旅をすることを決断したそうです。
 土居さんは現在城崎温泉で4月から6月まで住み込みで働き、旅の資金を貯めています。来館してくださったこの日は、週末に開催される神鍋高原マラソンの下見と練習のために日高に来ており、その道中で冒険館があることを知り、帰りに立ち寄ってくださいました。「冒険」という言葉に惹かれたそうです。実際に訪れ、「勇気を貰えました!果敢に進んでいく姿勢を学びました」と力強く話してくれました。
 そんな彼ですが、1年間のうち3カ月は城崎温泉に滞在していたため、残り9カ月で3つもの旅に出かけます。なぜ城崎温泉で働いているのか、理由を尋ねたところ「好きだということもあるし、高校時代に志賀直哉の『城の崎にて』を読んで影響を受けた」と仰っていました。旅の最初は東京都日本橋から出発し、京都市三条を目指す「東海道五十三次」徒歩の旅、その後3カ月ほど海外に出かけ、帰国後はヒッチハイクの旅を行う予定です。ヒッチハイクの最終目標は日本一周。ヒッチハイクの旅は過去にも経験があり、ヒッチハイクで地元・広島から静岡に来た友人(前述)と、さらに神奈川に住む友人に会いに行くためにヒッチハイクで静岡から神奈川まで向かいました。快く車に乗せてくれた方々との交流が印象的だったそうです。
 1年間という限られた期間ですが、様々なことを見て、聞いて、体験して、充実した旅となるよう冒険館からエールを送らせていただきます!土居さん、マラソンも旅もがんばってください!

限られた期間の旅へ

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