植村直己冒険館

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植村直己冒険賞 受賞者紹介

1996年に創設。植村スピリットを継承し、周到に用意された計画に基づき、不撓不屈の精神によって未知の世界を切り拓くとともに、人々に夢と希望、そして勇気を与えてくれる創造的な行動をした人、または団体に贈ります。

2003年「第八回植村直己冒険賞」受賞者

受賞者:安 東 浩 正 さん
冒険名:「日本人初の厳冬期シベリア単独自転車横断」

 高校時代に映画「植村直己物語」を観て植村直己に憧れる。大学卒業後、中国雲南省雲南大学二留学中、冬季東チベットを自転車で横断、翌年にはさらにきびしい西チベットを横断する。その後シベリアの情報収集、トレーニングを始め、2002年1月に冬季のアラスカ横断、4月には北極海から北米最高峰マッキンリーに登り、氷点下30度を体験。多くのツーリングと極寒を体験し、2002年9月ロシアムールマンスクを出発、オホーツク海に面したマガダンを目指した。途中、降雪によりスパイクタイヤに交換、トムスク郊外を通過した際、今回の冒険の最低気温氷点下42度を記録。凍死を恐れ眠れない日もあった。2003年1月中旬には凍結したバイカル湖を横断。2003年5月にはマガダンに到着し冒険を終了した。走行距離14,927キロ、248日間。冒険中植村直己の直筆サインをお守りにしていた。

■ホームページ→HIMALAYAN CYCLIST

 

【プロフィール】

 安 東 浩 正 氏
・生年月日 1970年生まれ

・神奈川県藤沢市在住

2003年「第八回植村直己冒険賞」受賞者 2003年「第八回植村直己冒険賞」受賞者

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