植村直己冒険館

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植村直己冒険賞 受賞者紹介

1996年に創設。植村スピリットを継承し、周到に用意された計画に基づき、不撓不屈の精神によって未知の世界を切り拓くとともに、人々に夢と希望、そして勇気を与えてくれる創造的な行動をした人、または団体に贈ります。

1997年「第二回植村直己冒険賞」受賞者

受賞者:米子 昭男 さん
冒険名:「左腕を失うハンディを乗り越えヨットで大西洋・太平洋単独横断」

海が好きで23歳の時、北洋トロール漁船の操業中の事故で左腕を失う。漁船には乗れないが、ヨットでなら自由に海に出ることが出来ると思い、小型船舶の操縦士免許の取得を試みたが片腕の肘がないため取得できず、「片腕でも大丈夫なことを自ら証明してみせよう」と、免許の不要なフランス船籍の外国船として出港することを決める。1995年4月フランスで25ftのヨットを購入。出港地のフランスでヨットの操船技術を2カ月間でマスターする。1995年6月15日ラ・ロッシェル港を出港し、カナリア諸島から大西洋を横断、パナマ運河を通って太平洋に抜け、南太平洋の島々を巡って大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーに1997年5月12日に入港し2年かけ約3万キロの航海を成し遂げた。

 

【プロフィール】

 米子 昭男

 ・生年月日 1047年生まれ

 ・大阪府堺市在住

1997年「第二回植村直己冒険賞」受賞者 1997年「第二回植村直己冒険賞」受賞者 1997年「第二回植村直己冒険賞」受賞者

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