不撓不屈の精神によって未知の世界を切り拓くとともに、
人々に夢と希望、そして勇気を与えてくれる創造的な行動をした人、または団体に贈ります。
植村直己冒険賞
名称 | 「植村直己冒険賞」とする。 |
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主催 | 本賞は豊岡市が主催し、本賞に関する事務は、日高振興局地域振興課が担当する。 |
目的 | 本賞は、世界的な冒険家である故植村直己氏の精神を継承し、周到に用意された計画に基づき、不撓不屈の精神によって未知の世界を切り拓くとともに、人々に夢と希望そして勇気を与えてくれた創造的な行動(業績)について表彰することを目的とする。 |
賞の対象 | 極地、山岳、海洋、空等の自然を対象とし、日本または世界各地において、人間の可能性に挑んだ創造的な勇気ある行動(業績)を対象とする。 |
賞の対象期間 | 原則として、本賞の選考対象となる期間は、毎年1月から同年12月までの1年間とするが、過去から複数年にわたる活動に対しても選考対象として考慮する。 |
賞の内容 | 毎年、個人またはグループ(団体)に対して、賞として記念品および副賞100万円を贈呈する。 |
受賞者の資格 | 1.日本人で現存者に限るものとし、年齢、性別は問わないものとする。 2.グループ(団体)の場合は、日本人が主宰し、かつ中心メンバーであるものに限る。 |
賞の選考 | 「植村直己冒険賞」選考委員会を設置し、同委員会で選考する。 |
表彰 | (1) 受賞者の発表は、原則として毎年2月に行うものとする。 (2) 授賞式は、主催者が案内した日に行うものとする。 (3) 受賞者(グループ)には、直接主催者より通知する。 (4) 受賞者は、授賞式に出席し、受賞記念の講演を行うものとする。 |
特別賞 | (1) 本賞に特別賞を設けることができる。 (2) 特別賞は、本賞の目的に照らし選考委員会の推薦により、授与するものとする。 (3) 受賞者には、賞として記念の楯を贈呈する。 |
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関野 吉晴 氏武蔵野美術大学 名誉教授
一橋大学法学部並びに横浜市立大学医学部卒。一橋大学在学週に同大探検部を創設。1971年アマゾン全域踏査を皮切りに、25年間に32回、通算10年間以上にわたって南米への旅を重ねる。1993年には、アフリカに誕生した人類がアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を遡行する旅「グレートジャーニー」を始め、2002年2月10日タンザニア・ラエトリにゴール。1998年植村直己冒険賞受賞者。2000年旅の文化賞(旅の文化研究所)受賞。
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椎名 誠 氏作家
1979年より、作家活動に入る。著作は私小説をはじめ、SF作品、エッセイ、ルポ、写真集、絵本作品、対談集と多岐にわたる。 旅の本も多く、パタゴニア、シベリア、メコン、アマゾンなどへの探検、冒険ものなどを書いている。 代表作には、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)、『アド・バード』(日本SF大賞)、『草の海・モンゴル奥地への旅』などがある。
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山口 香 氏筑波大学 体育系 准教授
ソウルオリンピック(1988)女子柔道銅メダリスト。13歳の時、全日本女子体重別選手権大会で優勝して以来「10連覇を成し遂げ、第3回世界女子柔道選手権(1984)では日本女性初の金メダルを獲得。1989年に現役を引退。現在は、大学で教鞭をとる傍ら、日本サッカー協会理事などを務め、スポーツ全体の普及発展、ダイバーシティ推進への働きかけなどを行っている。
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山極 壽一 氏総合地球環境学研究所 所長
京都大学理学博士。京都大学総長、日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長を歴任。2021年4月から現職。 アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。 著書として『京大式おもろい勉強法』(朝日新聞出版)、『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)など多数。
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関貫 久仁郎 氏兵庫県豊岡市長
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2009年受賞者
お名前:中西 大輔 さん
冒険名:11年かけ自転車で地球2周15万キロ