植村直己冒険館

兵庫県豊岡市日高町伊府785
info@boukenkan.com
開館時間 / 9:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日 / 水曜日 (祝日の場合は翌日休)、12/29~1/3
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捕鯨船~帰港~登山~帰宅~休暇(旅)~捕鯨船…
捕鯨船~帰港~登山~帰宅~休暇(旅)~捕鯨船…
お名前:塚田 実 さん
ご来館日:2023年12月10日

住所:愛知県

 

12月8日にぼうけんステイ(どんぐりbaseのお泊り体験)をご利用のお客さまから連絡があり、主人は歩いて旅をしているので、冒険館で合流しますと。

9日、夕方到着されたご主人、塚田実さん。4月~11月まで捕鯨船に乗り、クジラ漁のお仕事をされています。今回は、11月8日に下関に帰港後、歩き旅&登山をしながら自宅がある愛知を目指す旅です。その途中に、冒険館で奥さまとお子さんと合流されたということです。

船から陸を見ていると歩きたくなり、鳥取の境港の内海の「中海」から大山(だいせん)が見えた時に、帰港したら大山に登ろうと決めたそうです。ザックを大山のふもとのショップで新調、その他の旅の道具は、奥さまに送ってもらい準備完了。下関から北上し日本海側を歩いて大山へ、雪に覆われた大山に登頂。次の目的は、兵庫の最高峰氷ノ山へ、また雪の氷ノ山に登頂、下山後に冒険館を目指してくださいました。

 

塚田さんは、24歳の時、自転車の旅に出た経験があります。沖縄から九州、山口に渡り、また沖縄に戻り、サトウキビ畑で働き9か月間を過ごしました。

今、その自転車はメンテ中。メンテが終わって組み立てられ、よみがえった自転車で今度は自転車旅が始まりそうな…。

冒険館をあとにし、自宅にたどり着くまではまだまだ多くの行程があります。

同じ船に乗っている船医の方に熊野古道を勧められ、今度は和歌山へ向かいます。熊野古道を歩いた後は、捕鯨を生業にしているということで感謝の思いも込め、捕鯨発祥の町、太地町(たいじちょう)を訪れるとのこと。

北海道に暮らす祖父が植村さんのことが大好きで、家にあった「北極圏一万二千キロ」を読んだことが植村さんを知るきっかけになったそうです。せっかくなので「北極圏一万二千キロ」と再会ということで手に持ってお写真を撮らせていただきました。

また奥さまにもお話を伺うことができました。

 

―― 半年以上もお仕事で家を空けておられ、しかも捕鯨という危険を伴うお仕事をされていて、そして山登り…心配ですね。

 

奥さま: 心配ですけど今は連絡の手段もありますし、1日1回は、安否確認?で連絡を取りますのでそういった点では安心しています。

 

―― お仕事が終わり、やっと家族のもとに帰ってきてくれるというところでまた旅に出られる…寂しさは感じないですか?

 

奥さま:彼はずーっとこんな感じで好きなことをやってきましたから、特に止めることもありません。止めても聞かないだろうし、本人が納得するまでやらないと満足しないんだろうなと思って。

私自身が自分に置き換えて考えた時に、自分がやりたいって思うことを止められるのって嫌じゃないですか。だから自分が嫌だと思うことを彼にも押し付けないでおこうって。そんな気持ちでいつも送り出しています。

 

この想い、植村さんの奥さまの公子さんもおっしゃっていたな…と思いながら聞いていました。お互いを思いやる中で今の生活のスタイルがあるのだと、ご夫婦それぞれのとてもいいお話をお聞かせいただきました。

 

次は、自転車旅に出られた時にはぜひもう一度、冒険館に寄ってください。

何より、お仕事も旅もどうか安全に気を付けて臨んでください。

本当にありがとうございました。