テレビ番組で熱気球がニュージーランドのクック山を越えるのを観て感動し、気球に興味を持った。2年後には、気球のライセンスを取得し、1988年に12,910mの高度世界記録を、1994年に2,366.1キロの長距離世界記録を、1997年にこれまでの記録を9時間伸ばして50時間38分の滞空時間世界記録を樹立し、未知の世界での飛行を求め続けている。 さらに、神田さんは、「ぜひすばらしくダイナミックな山越えを行い、大きな感動を求めたい」と熱気球「マンボウ号」で2000年10月14日にパキスタン東部のナンガパルバット峰(標高8,125m)越えに挑み成功した。熱気球による8,000m級の山越えは、日本人初、世界でも2例目の快挙となった。いつかはエベレスト越えに挑戦したいと夢を膨らませている。
【プロフィール】
神田 道夫 さん
・1950年生まれ
・埼玉県川島町在住