植村直己冒険館

兵庫県豊岡市日高町伊府785
info@boukenkan.com
開館時間 / 9:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日 / 水曜日 (祝日の場合は翌日休)、12/29~1/3
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あるきにすと 砂漠横断
あるきにすと 砂漠横断 あるきにすと 砂漠横断 あるきにすと 砂漠横断
お名前:中村 憲二郎 さん
ご来館日:2022年11月05日

住所:広島県

 

植村さんに憧れ、憧れ、憧れ…全身からそのオーラを感じさせるチャレンジャー、中村憲二郎さんにお話を伺いました。

中村さんの主な冒険経歴は次のとおりです。

  • オーストラリア横断 5ヶ月 (20代)1993~1994年 うち18日間 シンプソン砂漠横断
  • タクラマカン砂漠縦断(30代)
  • ウユニ塩湖 6日間 (40代)

中村さんは、中高一貫校に入学、登山部に入部しました。高校2年生の頃、植村さんの著書「青春を山に賭けて」を読み、植村さんの影響を受けたというより虜になっていきました。"あるきにすと" のルーツは、広島~島根の歩き旅から始まります。

実は、中村さんは、明治大学農学部を受験。その時の面接で山岳部に入部したいと宣言したそうです。その結果?見事合格となりましたが、事情があり入学を断念。その後入学した大学の先輩がハンググライダーをするためハンググライダーのメッカであるオーストラリアに行ったことで、中村さんもオーストラリアへ。しかし、ここで中村さんの中の植村流が登場。初渡航は植村さんがそうしたように船で渡りました。そしてオーストラリア大陸横断となります。

中村さんのポリシーは、①徒歩 ②単独 ③自己資金 ④ザックを背負って です。

それからの冒険は、砂漠に特化していきました。その理由は、人が来ないことと、何もないところが魅力だと。そしてその何もないところで「全部自分の責任」を味わうことだと。人と一緒だとどうしても人のせいにしてしまうので、それを断ち切るため中村さんは常に一人で行動します。うーん、植村さんです!植村さんは決して他のもののせいにしない、ここも植村流。

現在は、非常勤講師をしながら、自分の実体験をもって、子どもたちに冒険の素晴らしさを伝えています。便利な世の中になり、いつでも行きたい場所の情報を得られるようになりましたが、やはり、実際に経験をした人から聞く世界はさらに想像力が高まります。

さらなる夢は、オーストラリア2,000㎞を縦断し、これまでの旅と合わせてオーストラリアを完成させること。

植村さんの遺志を受け継いだ冒険家中村さんの挑戦はまだまだ続きます。

どうか子どもたちに植村さんのことを伝え続けてください。よろしくお願いします!