住所:兵庫県
うれしいお電話をいただきました。2012年6月に初めてバイク旅の途中に立ち寄ってくださった石井義哲さん(80歳:兵庫県)。5月18日から9日間かけて行った1,500キロバイク旅の報告でした。初来館からちょうど10年。それから豊岡市で開催される毎年のように植村直己冒険賞の授賞式に来ていただいていました。コロナ禍で思うような旅ができなかったとのことですが、ずっとこれまでも旅を継続されてきたようです。
今回の旅は、舞鶴からフェリーで北海道トマムへ。北海道を周り、フェリーで大洗(茨城県)へ。東京に2日間滞在後、再びフェリーで四国・徳島へ。冒険館へは舞鶴に向かう前に、自宅を出発後遠回りして冒険館に寄ってくださったのですが、その日は休館日。(石井さん、せっかくお越しいただいたのにごめんなさい!)
石井さんの旅のスタイルは、自分で見た景色、出会った人々をスケッチに残します。味わい深く温かいタッチで描かれています。
以前、お話を伺った時の目標は、地球1周分にあたる4万キロ走破!ということでしたが、今日のお電話ではすでに5万キロを超えたとのこと。
「80歳を迎え、家族にも長い旅は…と言われるようになってね…」と石井さん。
それでも先日、83歳で太平洋単独無寄港横断を成し遂げられた堀江謙一さんの快挙に勇気づけられ、もう少し頑張ってみるか!と思いを新たにされたようです。
いつもお会いするたびにハツラツとした石井さんの姿にこちらのほうが元気をいただいています。
再会を約束してお電話を切りました。石井さん、再会を心待ちにしています!
(スケッチは、2022年10月に来館された時に書かれたものです。)