住所:茨城県
植村直己さんは、1971年30歳の時に、北海道~鹿児島まで日本列島3,000kmを52日間かけて徒歩で縦断しました。これは、南極大陸3,000km犬ゾリ横断を見据え、3,000kmという距離を体で確かめるための行動でした。
そしてこのたびお越しいただいたチャレンジャー、よしぞうさん(茨城県:56歳)は、鹿児島佐多岬を4/8に出発され、北海道宗谷岬までの日本列島縦断歩き旅です。この旅の目的の一つに植村直己冒険館があり、立ち寄ってくださいました。
このチャレンジのきっかけは、子どもの頃にさかのぼります。少年時代に「サイクル野郎」というマンガを読み、自転車冒険に憧れを抱かれていました。そのうち社会人となり50歳まで自分の中で旅はあきらめていたところだったそうです。50歳を過ぎ、あきらめていた夢がよしぞうさんを沸々とくすぐり出しました。
そして日本縦断を決心した時に、はじめは自転車を考えていたそうですが、旅の目的を考えた時に、「ゆっくりとしたペースで日本を見てみよう」という思いがあったため、徒歩という手段での日本縦断になりました。
この猛暑の中での歩き旅、想像しがたい挑戦です。その一日の行動を聞いてみました。
朝5:30スタート~11:00 目的地へ
11:00~16:00 休養タイム
16:00~20:00 移動
これまでに靴は2足目と言われるよしぞうさん。「植村さんは3足をはきつぶしたんですよね、わたしはまだ2足です」と。この旅が終わるころには、チャレンジの証として履きつぶした靴の数も増えるかもしれませんね。
植村さんと同じく、よしぞうさんもやはり足のマメに苦しんでおられるようです。マメの痛さもあると思いますが、毎日ワクワクが止まらないそうです。どうぞケアしながら歩いてください。
この旅が完結した後は、四国をお遍路でめぐってみたいと次の夢を語ってくださいました。
あれっ?「サイクル野郎」になる日は?次の次ですかね…。
あきらめかけていた夢は、走り出しましたね、これからも体に気を付けて頑張ってください‼