住所:茨城県
40歳の時、一人でできるスポーツを探していた山中さん。元々自転車に乗っていたことから、グラベルバイクで日本一周をすることに。
旅のきっかけは、自転車で世界一周15万キロ旅をされた小口良平さんの書籍を読み「人生ってやればできるもんだな。」と背中を押されたことだそうです。定年して両親の介護も終わり、今しかないと思い、旅をスタートしました。ただし、月に一度は家に帰ることが奥様との約束だったそうです。
自転車で東京まで走り、東京から茨城までフェリーで移動。これが月に一度のルーティンとなりました。
・4月…四国一周
・5月…群馬、長野、山梨、東京さ、埼玉、千葉
・6月上旬…神奈川、愛知、岐阜
・6月下旬~7月上旬…北海道
・8月…東北一周
・9月…近畿地方
冒険館を訪れたのはスタートして96日目でした。
四国の道の駅で休憩していると突然一人の女性に「うちへ泊まりいな」と声をかけられたそうです。その日、山中さんは近くのホテルを予約していたので、その旨を伝えました。見知らぬ人間を家に招くということが不思議に思った山中さんが道の駅のスタッフに尋ねると、「この辺りは接待の文化や、お遍路の文化があるからね。珍しいことではないよ」と教えてもらったそうです。このような出来事が印象に残っているそうです。
それ以外にも各地で差し入れをいただいたり、時にはお小遣いをいただいたこともあったそうです。本当に感謝の気持ちでいっぱいですと話されました。
山中さんにとって植村さんは男としての憧れですと語られました。
そんな山中さんの夢は、まずは今の旅を無事に終えること。そして娘さんの大学合格。それが山中家の夢でもあるそうです。娘さんに自分の背中を見せたい!と熱く語ってくださいました。
これから寒くなりますが、どうぞお気をつけて残り約50日の旅をお進みください。
いってらっしゃいませ!!!