
2026年2月12日(木)、植村さんの母校である明治大学にて、2025植村直己冒険賞の受賞者が発表されました。会見は、植村さんの母校である明治大学にて、また、豊岡市の府中小学校とも繋いで実施されました。
受賞者は、「素潜り・手銛一本で、前人未到の100kg超イソマグロ捕獲」を行った小坂薫平(こさかくんぺい)さん。
小坂さんは、エアタンクや水中銃といった現代的な道具を一切用いず、素潜り(フリーダイビング)と、人類の魚獲りとしては最も古典的な「手銛一本」という手段にこだわっています。より安全で確実な方法がある中で、あえて危険で不合理な方法を選び、肉体と精神の限界に挑む、まさに命がけの挑戦を続けています。
単なる漁ではなく、自然の渦中に身を投じ「命と命の駆け引き」をすること自体を冒険の目的とし、自然界の真理を自らの命を賭けて体感するという、哲学的で独創的な探求である点が評価されました。
ご自身のことを、スピアフィッシャー、または「海好き」と表現していた小坂さん。カナヅチだったとは本当に信じがたいですが、カナヅチだったからこそ海への興味が深まったというお話、魚の仕留め方は一定ではなく、自分・海・魚、それぞれの変化のなかにあり、1秒の間に見極めるというお話、師匠に教わった海との向き合い方のお話など、どれも興味深いものでした。
授賞式・記念講演は、6月20日(土)、日高文化体育館にて開催予定です。是非ご来場ください!
