植村直己冒険館

兵庫県豊岡市日高町伊府785
info@boukenkan.com
開館時間: 9:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日: 水曜日 (祝日の場合は翌日休)、12/29~1/3
*2026/4/30(木)、2026/8/12(水)は開館
*2026/12/8(火)、2027/3/9(火)は振替休館
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守られながら、出会いながら
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お名前:小圷 康則 さん
ご来館日:2026年05月11日

住所:茨城県

 

5月11日、今日は植村さんが日本人で初めてエベレストに登頂した日。

小圷さんからもこのような日に立ち寄ることができて、〝偶然〟とはいえ感慨深いですとおっしゃり、でもこれは実は〝必然〟なんですよねと。

 

小圷さんは、2023年2月1日に自宅がある茨城県を自転車で日本一周の旅に出発されました。足掛け4年になる旅の中で、何度も「偶然、いやこれは必然…」と感じる出会いを繰り返し経験して来られました。

今回の来館も、この4年間、海岸沿いを走ってきましたが、以前、山口で出会った方に冒険館からほど近い道の駅で再会、そこに集った方から冒険館を勧められて来館くださり、これも植村さんが呼んでくれたんだと思う…と終始、感激され涙を流されていました。

 

小圷さんは現在69歳。50歳で自転車を買って、この自転車でいつか日本一周をと相棒の自転車と15年、夢を温めて来られました。信用金庫を41年勤めあげ、退職。

いよいよその時が来たのです。

就職した当時は引っ込み思案で、営業も毎日が苦痛だったとか。今の小圷さんからは想像ができませんが、41年の経験がコミュニティ能力を高め、小圷さんを作り上げ、旅の準備になったのだと思いました。

小圷さんのお話を聞いていると、何か困ったこと、トラブルが起こると不思議と必ず救世主的な人物が現れ、その先の旅を助けてくれるような出会いが訪れます。

出発して間もなく、伊豆半島で激しい突風に見舞われもう先には進めないとバス停に避難していたところ大学生の青年が現れ、軽トラを取ってきて助けてくれました。聞くとその青年は日本一周を経験したことがある方だったそうです。

また、九州の天草で指を骨折した際、三日間整形外科に送り迎えしてくれた方が、治療で実家に帰らざるを得なくなった小圷さんの自転車を6か月間預かってくれました。他にも、家に何泊も泊めてくれた方、ご飯をご馳走してくれた方…数々の救世主出現エピソードが飛び出し、「小圷さんが動けば人に当たる」といった感じで、話すたびにその人たちを想いまた涙涙…でタオルで拭われる姿にこちらもグッとくるものがありました。

 

 

良い人たちに出会い支えられ、旅をしているとどんどん幸せのバーが下がって行き感謝しかないと話されます。そのありがたい人々の手助け、支えは、小圷さん自身の几帳面で丁寧で律義なお人柄がにじみ出ているからこそだと感じます。小圷さんに出会った方もまたハッピーなのです。

そして、その一番の支えは、自宅で待つ奥様の存在です。この旅を心から応援されていて、この旅が終わった後、今度はお二人で日本全国でお世話になった方へのお礼参りの旅に出たいとおっしゃいます。いい旅になりそうですね。

他にもテニス、ワイン作り、第九合唱、蕎麦打ち、マラソン…飽くなき好奇心で進み続ける小圷さん。

今が青春!夢さえあれば何でもできる!! こう語って冒険館を後にされました。

また“必然的に”どこかでお会いできそうな気がする~。

お気をつけて、いってらっしゃい!