写真:イソマグロ91kg 🄫 Mission100 Koh Yamaguchi
豊岡市では、世界的な冒険家である植村直己の不撓不屈(ふとうふくつ)の精神を継承するため、自然を相手に人間の可能性に挑んだ創造的で勇気ある行動をし、人々に夢と希望そして勇気を与えた人または団体に植村直己冒険賞を贈っています。
今回の受賞者は、「素潜り・手銛一本で、前人未到の100kg超イソマグロ捕獲」を行った小坂薫平(こさかくんぺい)さん。
小坂さんは、エアタンクや水中銃といった現代的な道具を一切用いず、素潜り(フリーダイビング)と、人類の魚獲りとしては最も古典的な「手銛一本」という手段にこだわっています。より安全で確実な方法がある中で、あえて危険で不合理な方法を選び、肉体と精神の限界に挑む、まさに命がけの挑戦を続けています。
単なる漁ではなく、自然の渦中に身を投じ「命と命の駆け引き」をすること自体を冒険の目的とし、自然界の真理を自らの命を賭けて体感するという、哲学的で独創的な探求である点が評価されました。

6月20日(土)、豊岡市立日高文化体育館にて、2025植村直己冒険賞授賞式および小坂さんの記念講演会が行われました。
小坂さんの講演「一潜りに賭ける ~素潜りの格闘・巨大魚への挑戦~」では、素潜りに出会ったきっかけから、目標である100㎏超のイソマグロを仕留めるまでの約10年間の道のり、これからの目標などを、画像を交えてお話しされました。海の中の描写は興味深く、小坂さんが真暗な海の中でイソマグロと対峙するシーンが目の前に浮かびあがるようでした。会場からの質問もたくさん挙がり、最後は来場者の皆さんとハイタッチしながら退場されました。
ぜひYouTube見逃し配信でもお楽しみください。
問合せ先:豊岡市役所 日高振興局 地域振興課 0796-21-9056
