来館日 : 平成26年8月21日(木)
名 前 : 吉田 宗一郎 (19歳)
住 所 : 宮城県
植村ファンとして冒険館を訪れてくださる旅人とは少し違った切り口で来館いただいた吉田宗一郎さん(19歳:宮城県)。
大学では建築の勉強をされています。8月19日、原付バイクで全国の建築物を巡りながらの旅に出発しました。実家が秋田で、大学も宮城ということでこれまであまり東北から出たことがないということで夏休みを利用して旅を計画しました。名古屋までフェリーで渡り、日本海側へ北上、山陰を通って九州へ向かいます。
吉田さんに、建築に携わっておられる目線での冒険館の感想を聞いてみました。
どうしても外枠にとらわれがちになる中、冒険館は外から見た感じも自然に融合していてきれいで、内に入ってもきれいな導線で造られているので、見ている人も気持ち良く見ることができると。
直線的な通路とイグルーをイメージした体験コーナーの膨らみをもたせた造りが、印象的だと言っていただきました。
植村さんの存在を知らなかった吉田さんですが、冒険家でありながら、人間味あふれる姿が心に残ったとおっしゃいます。
吉田さんは、今回の旅の中で、建築物を見ると同時に、そこに暮らす人々とも関わってみたいと話します。多くの人とふれあい、その建物の良さを感じることができるんじゃないかと考えます。
吉田さんのお話を聞いて、ふるさとに建つ冒険館も、植村の人柄を感じていただけるような館でありたいと思いました。たくさんのヒントを残してくださった吉田さんに感謝!です。
この旅でたくさんの収穫を得て、建築のお勉強に活かしてください。そして何より無事にゴールされることを祈っています。