来館日:2018年6月3日
名前:春間豪太郎さん
住所:京都府
奇想天外な旅をやってのけた春間豪太郎さん(27歳:京都府)がご来館です。春間さんは、2016年7月から9月まで71日間かけてモロッコ1059㎞横断を果たしました。旅の手段は?聞いてビックリ!ロバが荷車をひき、そこにネコ、イヌ、ニワトリ、ハトを連れての旅。この旅をスタートさせるまでに、現地に入り、モロッコの人々と共同生活する中で親しくなり情報を集め、荷車を制作。旅を終えた後の動物たちの里親探しなどなど、準備期間に約半年を費やしました。 この旅を始める前、大学時代、行方不明になった友達を探しに行こうとフィリピンへ(友達は無事)。これが海外に興味を持つきっかけとなりました。動物を連れての旅を思いついたきっかけは???一番気になるところです。大学卒業時に、自分と向き合う中で、見つけたやりたいこと、それは自分が知らない世界を経験することでした。そしてひかれたのが「サバク」と「ラクダ」。そこでエジプトへ向かい、独学でアラビア語を身に付け、ラクダの遊牧を体験。そして思いついたのが動物を連れての旅でした。オールスタッフは、次のとおり。( )内は、購入金額。
ロバ 1頭 (2万円)
イヌ ネコ 各1匹
ニワトリ 2羽
ハト (村人からのプレゼント)
荷車 (オーダーメイドで2万円)
この旅のコンセプトは、行商(キャラバン)。ニワトリの卵を売って動物たちのエサ代に充てることも。こうして1,059㎞を動物たちと歩き切りました。春間さんの次の目標は、2019年、動物とともにヨットで日本一周です。旅に必要な薬剤の知識、衛生管理の資格などを身に着け、準備は着々と進んでいるそうで、春には出発できそうだということです。そして6、7年後、いよいよ念願のラクダとサハラ砂漠横断7,000㎞に挑戦。数々のスキルを身に着けて、自分の夢を果たします。短時間では、聞きつくせない春間さんの仰天旅です。これからも、度肝を抜くような冒険は続きます。