来館日:2018年8月2日
名前:上野彰子さん
住所:東京都
「エッッッ!?」耳を疑いました、まさかの一輪車で日本縦断の旅!15㎏超の荷物を背負い、見事に一輪車を乗りこなす旅人、上野彰子さん(28歳:東京都)。上野さんのお仕事は、幼稚園の先生。夏休みの前半と後半で仕事をし、職場の協力を得て、夏休みの半ばを旅にあてます。 昨年は、「2017日本縦断ハーフ(稚内~新潟)」の旅を達成、今年は、西日本編として石川県小松市をスタート、日本海側を通って鹿児島を目指します。子供の頃、一輪車が大好きだった上野さんは、〝一輪車だったらどこまで行けるんだろう〟と思っていたそうです。そのころの思いは、今、日本縦断という形で、また自分の足で感じています。
この旅に出る前のトレーニングと装備の点検を兼ねて、琵琶湖一周、東京→新潟を走ってみたそうです。それだけでもすごい記録です。
1日の走行距離は、多い時で80㎞、少ない時でも40㎞を走ります。今は、重い荷物を背負っていないとバランスが悪く、この重さが絶妙にバランスが取れてイイ感じだそうです。走る姿を見ましたが、想像を超える速さで、坂道もグングン登って行きます。
一輪車の分類は、自転車のような「軽車両」ではなく「遊具」にあたるため、走行は基本、歩道を走るそうです。走っていると、道行く小学生から「スゲー」と声をかけられると、もう少し頑張ろうと、ついつい走ってしまいます。また一輪車のマナーが悪いと思われたくないので、いい印象を与えるように努力してますと。
幼稚園での〝うえのせんせい〟は、園児たちに旅のことを話して聞かせます。今回もたくさんの経験の中から、お土産エピソードをたくさん持って帰られることと思います。バツグンの動く教材、素晴らしいです。これからも園児たちにも、チャレンジすることの大切さを教えてくださいね。